豊受大神宮(トヨウケダイジングウ)(外宮) |
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御祭神 豊受大御神 御鎮座 雄略天皇二十二年 豊受大御神はお米をはじめ衣食住の 恵みをお与えくださる産業の守護神です 今から千五百年前に丹波国から天照大御神のお 食事をつかさどる御饌都神(ミケツカミ)としてお迎え申し上げました 御垣内の御饌殿では 毎日 朝夕の二度 天照大御神に御饌をたてまつるお祭りがご鎮座以来一日も絶えることなく行われてい ます 御遷宮は内宮と同じく二十年ごとで 平成五年十月五日に行われました |
二見興玉(オキタマ)神社由緒 |
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祭神 猿田彦大神 宇迦御霊(ウカノミタマ)大神 垂仁天皇の御代皇女 倭姫命 天照皇大神の神霊を奉載して此の二見浦に御船を停め神縁深き猿田彦大神出現 の神跡である海上の興玉神石を敬拝し給う 即ち夫婦岩に注連縄(シメナワ)を張り拝所を設 けたが其后天平年間僧行基興玉社を創建す 明治に至り宇迦御霊大神を合祀して二見 興玉神社と称する 古来日の出の名所としてまた伊勢参官の禊所として有名である |
夫 婦 岩 |
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夫婦岩は、沖合660mの海中に鎮まる興玉神石の鳥居とみなされており、日の出の
遥拝所として古くから知られています。 男岩(オイワ)と女岩(メイワ)を結ぶ大注連縄(オオシメナワ) は、「結界の縄」と称され大注連縄の向うを常世神(トコヨノカミ)が太平洋の彼方から寄りつく聖な る場所、そして手前を俗世という隔りを持ち張られています。 この大注連縄は、およそ 650年前(文保年間)、既に張られており、現在も氏子により大注連縄張替の神事が年3回、 5月5日・9月5日と12月の第3日曜日に行われています。 夫婦岩の大きさは、男岩 高さ9m、女岩高さ4mで二つの岩を結ぶ大注連縄は長さ35m、男岩に16m、女岩に10m が巻かれ、その間9mあります。 夫婦岩の間からの日の出は5月から7月頃が見ごろで、 その絶景は深い感動を与えています。 |