瀧谷不動明王寺 |
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「瀧谷のお不動さん」として人々に親しまれているこの寺は、正式には
瀧谷不動明王寺といい、平安時代に弘法大師が国家の安全と国民の幸せ
を祈って開いた護摩祈願の道場で、「日本三不動の一」といわれている。本尊
の不動明王は「芽の出る不動様」「目の神様」または「どじょう不動様」などと
呼ばれてひろく信仰されているが、商売繁盛、厄除開運、交通安全などあらゆる
祈願に月参の人々が多く、毎月28日の縁日には、これらの人々の参拝でにぎ
わう。 5月28日の春季大祭には、恒例の大峯修験による柴燈大護摩供 が厳修される。この時の山伏150名による大練供養は、瀧谷不動駅より延々と 続き、焚かれる添護摩木は10数万本にのぼる。その壮厳、壮大さは日本随一 といわれている。 本尊の不動明王と脇侍のこんがら童子、せいたか童子 は、弘法大師一刀三礼の霊像として信仰され、いずれも国の重要文化財に指 定されている。 |
瀧谷不動尊縁起 |
當山は、嵯峨天皇の弘仁十二年(西紀821年)弘法大師が国家 安穏万民化益のために開かれた霊場であり、本尊不動明王は侍者の 「こんがら」「せいたか」二童子と供に大師一刀三礼の霊像と伝えられて 重要文化財に指定されている。戦乱のため兵火にあい、当初の伽藍地 たる嶽山より現地にうつされてから約五百年、本尊の広大無辺な御誓願 により不思議な霊験にあづかる人あとをたたず、縁日の28日はもとより、 日夜参詣人の絶えることがない。 |