金山彦神社略記 御祭神 金山毘古神 |
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金山毘古神社はおよそ千数十年前(醍醐天皇延長五年)の平安時代に
制定された延喜式神名帳登載された式内社です。 御祭神の金山毘古神は、 およそ千三百年前(元明天皇和銅五年)に太安万侶によって書かれた古事記に よりますと、伊邪那伎(イザナギ)・伊邪那美(イザナミ)、二柱の神様よりお生まれになっ たと記されています。 この神様は古代、嶽山の嶺に奉祀されておりましたが 、中世にいたり今の場所に遷座されました。かつては山王権現、八大金剛童子社 とも称されたこともありましたが、明治八年、金山彦神社と改められました。 古代、当地の嶽山・竜田山を中心とする地域は製鉄業で栄えていましたので、製鉄 の守護神として奉祀されたのがはじめではないかと思われます。北方の高地は製鉄 を営むのに最も適した風が得られるところで、風神をお祀りしたと思われる風神降臨 の聖地として御座峰が伝承されています。 文化発展の上からこの地方の製鉄 を考えてみると、鉄の重要性が増してきた弥生時代後期より応神河内王朝に至るまで 続けられ、多くの富を人々にお授け下さった御神徳は偉大なものがあります。この神様 は火の神様と御関係が深く、炊事を司る婦人の健康と完全を、加えて近年では鉄工、 金属業、農土木産業、金融業や火に携る諸事の安全と繁栄をお守り下さる神様でもあ ります。 今も尚、当地の氏神様として、その信仰は脈々と受け継がれ、御神名 金山の名の通り、黄金の山の如き富と幸福をお授け下さる事を信じ、各地より参詣する 人々も多く、毎年の御大祭には、地車の巡行もあり、華やかな賑わいを見せております。 |
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