2007年12月9日(日)

** くろんど池&獅子窟寺 **



10:18 天満橋 (340円) 〔京阪線〕
10:42 枚方市 〔交野線〕
10:56 私市

11:20 月の輪滝
11:50 府民の森・くろんど園地休憩所
12:13-47 黒添(クロンド)池
12:47-13:05 くろんど池・展望台 (昼食)
== 獅子窟寺への途が分らずに… ==
13:55 府民の森・くろんど園地休憩所
14:45 八丈岩
14:55-15:08 獅子窟寺
15:22 天田神社
15:28 河内森駅着

15:35 河内森 (340円)
15:50 枚方市
16:09 天満橋



月の輪滝とその周辺
 私市の古老は月の輪滝(ワノタキ)を金剛滝と言っていた。ここは土地の 神を祭るところで、滝石は神聖視されていたらしい。
 月の輪の流水を さかのぼると、府民の森から奈良県(大和)のくろんど池に通じる。かつては 大和との文化の道であったのだろう。
 昭和45年、滝の西よりを宅地 造成中に弥陀三尊(ミダサンゾン)の塼仏(センブツ)、土師(ハジ)の骨つぼ、古銭( 富寿神宝818鋳造)が出土し、地下約1メートルの地層からは土器片などが 採集された。
 尺治と呼ばれるこの谷には、まだまだ私市の古い文化が 秘められていることだろう。
 このあたり一帯は獅子窟寺(シシクツジ)の寺 域であったらしい。


府民の森・くろんど園地休憩所

府民の森・くろんど園地休憩所より
すいれん池を望む

くろんど池(1)

高山溜池

くろんど池(2)

くろんど池(3)

くろんど池(4)

くろんど池展望台より
高山溜池&くろんど池を望む

獅子窟寺とその周辺
 この寺は普見山(フミザン)獅子窟寺(シシクツジ)といい真言宗高野山派 に属する。開基は役小角と伝えられ本尊薬師如来座像は弘仁期の榧(カヤ) 材の一木造りで国宝である。
 聖武天皇の勅願を受けた僧行基(668~ 746)が堂塔を建て金剛般若窟といった。その後に空海もこの山で修業した。
 亀山上皇(1249~1305)はこの薬師仏に病気平癒を祈られ、全快された 喜びに荒廃していた寺を立派に再建された。嘉元3年(1305)上皇崩御の時、 その徳をしのんで王の墓が建てられた。
 元和元年(1615)兵火のために 全山十二院が焼失し、中興光影和尚によって再建されたが以前の十分の一 にもおよばなかった。現在の寺はその当時のものである。
 百重原の地名 が示す地形の優秀さと国宝薬師仏がこの寺のよさを教えている。