磐 船 神 社 |
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交野市の南端、天野川の渓谷沿いにあり、「天の磐船」(あめのいわふね)とよばれる
天野川を跨ぐように横たわる高さ約12メートル・長さ約12メートルの舟形巨岩を御神体として
いる。 本殿はなく、巨岩の前に小さな拝殿があり、南側(上流)に社務所がある。 神社の起源は不明であるが、天照国照彦天火明奇玉神饒速日尊(あまてるくにてるひこ あめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと = 饒速日命)が天の磐船に乗って河内国河上の 哮ヶ峯(たけるがみね)に降臨されたとの伝承がある。 交野に勢力を保っていた肩野物部氏 という物部氏傍系一族の氏神であり、一族が深く関わっていたといわれている。 中世以降は、 山岳信仰や住吉信仰の影響を受け、現在も境内には神仏習合の影響が色濃く残されている。 神社のすぐ横を磐船街道が通っている。 かつては国道168号線の一部であり、神社付近 では道路幅が狭く、すれ違い渋滞の名所だった。川幅も巨岩が跨ぐほど狭く、過去にはたび重 なる天野川の氾濫により、社殿・宝物などの流失が続き、防災上のネックとなっていた。1997年 (平成9年)に道路改良工事と河川防災工事が竣工し、磐船神社に入る手前で道路と河川が バイパスされ、道路は新磐船トンネルを、河川は天野川トンネルをくぐることとなった。 神社付近は昔日の静けさを取り戻している。なお2007年に火災が発生したため現在は拝観 不能な状態となっている。 |
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